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みどり共同法律事務所
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〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-5-3
斉藤ビル4F
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 コラム・弁護士 |
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日常会話の中でよく使う、相手の配偶者を指す一般的な呼び名がなくて、困っている。
一般的によく使われているのは「奥さん」「ご主人」だろうが、「ご主人」は家庭内の主従関係、上下関係を示す表現であり、絶対に使いたくない。また、「奥さん」の「奥」は、もともと江戸時代の将軍、大名、旗本などの武家屋敷において「主人」のくつろぐ奥の部屋の意味で、言葉の響きとしても、男性(主人)の奥にいる人というイメージで、「奥さん」も使いたくない。ちなみに、女性が男性の家に入るという封建的な家制度を前提とする「嫁」も使うことは考えられない。
ところが、これに代わる、誰に対しても使えて、かつ、意味が通じる一般的な呼び名がないのである。文書だと「配偶者」「妻」「夫」と書いてしまえば、一般的に通じるのだが、日常会話で「あなたの配偶者は・・・」と使うというのは堅すぎるし、丁寧な表現となる「お」や「さん」をつけることができないので、やはり使えない。
パートナー、という用語は、おおむね意味は通じるだろうけれど、こんな基本的な用語を英語でしか表現できないというのもおかしな話であるし、英語を使われることに違和感を持つ人も少なくないので、誰にでも使える用語ではない。
特に困るのは、仕事で、人の家に電話をかけるときである。夫妻別姓が実現すれば、問題はかなり解決するのだが、現在ではほとんどが夫妻同姓なので、ある家に電話をして、夫の方に用事があるのに妻が出た場合に本当に困る。「ご主人いらっしゃいますか」といえば簡単なのだが、これだけはいいたくない。そこで、下の名前で「○○さんいらっしゃいますか」と言うこともあるのだが、下の名前を知っているとは限らないし、相手の女性から、いぶかしがられることもあり、これも使いにくい。
そこで、今、私が使っているのは「連れ合い」という用語である。会話の中で、「あなたのお連れ合いは」とか「お連れ合いの方」と表現する。これなら、男女どちらでも使えるし、古くからある表現なので、かなりの割合で通じる。人生を連れ添う人、というイメージも悪くない。ただ、やはり、現在一般的には使われていないので、「は?」と聞き返されることもあり、「あの、配偶者の方は」などと言い直したり、なかなかすっきりしない。
同じ悩みをもっている人たちも結構いて、何かいい表現ないかなあ、などとこれまでいろいろ話あってきたが、今のところ、他に名案はないようだ。そこで、この「連れ合い」という表現をどんどん使って、一般的な用語にしていこう、との結論にいたっている。この文章を読んでくれた皆さん、一緒に「連れ合い」という言葉を使いませんか?もし、もっといい表現があったら、どなたか提案してくださいな。 |
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